イライラ情動のコントロールテクニック!

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イライラ湧き上がる情動のコントロール

今回は
気持ちのイライラを克服し
いつも自分の気持ちの良い状態へと
心を切り替える方法。

 

そして、
イライラさせる相手に対して
上手に自分の気持ちを伝える方法を
お伝えしたいと思います。

 

イライラはどこからやってくるの?

どんなに心の広い人であっても
ついついイライラしてしまうことは
誰にでも起こることではないでしょうか?

 

そもそも
なぜイライラしてしまうの?

 

イライラするというのは
自分自身が思っている“期待”と
実際に起こってしまった“現実”に
食い違いがあるために生じてしまいます。

 

つまり
期待通りの結果になっていれば
イライラすることはないわけです。

 

例えば
患者さんへの歩行訓練で
患者さんが思ったように機能回復したり
思ったように、訓練してくれれば
イライラすることはないわけです。

 

しかし、
なかなか回復が進まなかったり
訓練を意欲的におこなってくれないので
イライラする気持ちが湧きます。

 

イライラした気持ちの裏側にはなにがある?

イライラした気持ちの裏側には
一体なにがあるのでしょうか?

 

私たちは、さまざまなプログラムをもって
生活を送っています。

 

例えば、

『イライラさせるプログラム』

『心配になるプログラム』

『悲しくなるプログラム』

『嬉しいを発動させるプログラム』

『怒りを発動させるプログラム』

 

五感を通して
感じる体験をスイッチにして
さまざまなプログラムが発動するように
できています。

 

つまり、
イライラしたプログラムは

 

①期待している私

②期待通りにならない体験

③イライラするプログラム発動

④イライラに対する反応

 

と、いうように
なっているわけです。

 

しかし、このプログラムは
同時に、複数のものが
発動されているのです。

 

例えば

『患者さんのやる気がなく、訓練が進まず今後が心配…』

『成果が出ないのは私のせいだ。悲しいな』

 

つまり、こういった
ほかの感情が同時に発動しているのです。

 

しかし、どうしても
イライラという感情が先立って
反応に強く影響されてしまいます。

それはなぜでしょうか?

 

イライラばかりに影響される理由とは?

イライラするのは
怒りのエネルギーです。

 

怒りの感情は
攻撃性のある感情です。

 

これは
動物として『この状況は、まずいぞ!』
という体験が起因となって現れます。

 

これは、脳科学から考えると
原始的な感情を司る大脳辺縁系という
脳の深い部分が関係しています。

 

原始的なこの感情は
自分自身が生き残るための戦略を
早く行動するために備わってきました。

 

さまざまな喜怒哀楽を感じる中で
この怒りが強く出るのは
自身の生き残り戦略に直結するためです。

 

怒り以外にも
恐怖というものも
生き残りに重要なため
強く影響されます。

 

例えば
森でヘビに出くわしたとします。

 

⇒ 戦う
⇒ 逃げる
⇒ 固まる

 

人がとる戦略は
この3パターンです。

 

この時の戦略は
自分自身の生命がもっとも
守られる戦略を取るのですが

 

あまりにも衝撃的で
どうにも体が動かないという
固まるという戦略になることもあります。

 

まさに、蛇に睨まれたカエルというところでしょうか。

 

このように戦略には
『戦う』つまり“怒り”は
敵を威嚇して追い払ったり、
攻撃して仕留めることに役立ちます。

 

『逃げる』つまり“恐怖心”は
危険なものから自身を遠ざけることに役立ちます。

 

このように
怒りがほかの感情に比べて
吐出しやすいのは
動物として当たり前だったのです。

 

では、どうすればイライラしないようになるの?

イライラしたりするのは
動物としての情動なので、それを感じなくすることは
難しいでしょう。

 

しかし、問題になるのは
このイライラした状態でいることが
ストレスになることではないでしょうか?

 

イライラに蓋をしながら生活をすることで
衝動的になり、ついついきつい口調になったり
笑顔でいられないことが
本質的な問題ではないでしょうか?

 

つまり、イライラしたとしても
それを引きずらないで
いつもの冷静な状態に戻れることが
重要なのです。

 

そこで冷静さを取り戻すために
必要な時間は10秒です。

 

何をするかというと
イライラの肯定的な意図を探ることです。

 

『イライラしているのは、どういう期待があったのかな?』

と、10秒でいいので考えることです。

 

イライラしているのは
期待していた結果と違ったわけです。

 

期待とはイライラが起きる前の
肯定的な意図になります。

 

つまり、どういうことをするのかというと

 

イライラの肯定的な意図 【患者さんのやる気がなく、訓練が進まず今後が心配…】

⇒ 『患者さんが、やる気を出して訓練することを期待していた』

⇒ 『期待通りいかなくて、今後が心配』

 

イライラの肯定的な意図【成果が出ないのは私のせいだ。悲しいな】

⇒ 『自分の能力であれば、もっとよくできると期待していた』

⇒ 『期待通りいかなくて、悲しい』

 

などになります。

 

この、肯定的な意図を探ることで
自分自身のイライラの根底が見えてきて
イライラ以外の感情に気づくことができるでしょう。

 

そうなると、
その後のコミュニケーションのとり方に
選択肢が見えてくるはずです。

 

相手に自分の感情をエレガントに伝える

このようにしていくことで
自分の感情に気づき
落ち着くことができました。

 

しかし、落ち着くだけでは
まだ、十分ではありません。

 

同じように繰り返さないためにも
イライラを起こしてしまった
相手に上手にフィードバックすることが重要になります。

 

『なんでもっとうまくできない!?』

では、相手にイライラをぶつけているだけで
相手にもイライラが伝染ってしまいそうですね。

 

上手な伝え方として
【Iメッセージ(私メッセージ)】
というテクニックを使うことを提案します。

 

イライラの肯定的な意図 【患者さんのやる気がなく、訓練が進まず今後が心配…】

⇒ 『患者さんが、やる気を出して訓練してくれることをを期待していた』

⇒ 『期待通りいかなくて、今後が心配』

 

Iメッセージを使います。

 

①客観的な事実

⇒ 「思い通りに歩けませんでしたね。」

 

②自分への影響(やる気になって、訓練を実施してもらいたい)

⇒ 「私は意欲的な○○さんと目標を叶えていきたいんです」

 

③自分の感情(今後が心配)

⇒ 「このままだと○○さんの望んだ生活が手に入れれるか心配なんです」

 

④了承を得る

⇒ 「そのことで、話をさせてもらっても良いですか?」

 

⑤相手の反応にラポールで対応

⇒ バックトラッキングを使いながらラポールをとり
  様々な提案の中から今後の関係を決めていく。
  例:「気分が乗らない時は休みを多くしましょう。」

 

このような関わりで
相手に自分の気持ちを
エレガントに伝え、お互いの関係を
何度でもより良くしていくことができます。

 

まとめ

イライラした情動は生きている中で
必ず起こるでしょう。

 

しかし、その情動に蓋をして
押し込めることで
いつも通りの生活ができなくなってしまっては
自分自身にも、周りにも
ストレスを与えてしまうかもしれません。

 

イライラの
肯定的な意図10秒間考えてみてください。

 

そして、見つかったら
その相手の方とのエレガントな
Iメッセージを伝えます。

 

お互いの関係が
納得のいくものになれば
お互いに笑顔になれるはずです。

 

そして
あなたの笑顔をみて
職場スタッフ、家族や友人・恋人は
幸せな気持ちを受け取ることができるでしょう。

 

皆さんが
笑顔になるコミュニケーションテクニック

■肯定的な意図を知る

■Iメッセージ

 

イライラした時に
ふと思い出してみると
何か変化が起きるかもしれません。

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